【小樽・余市】歴史を感じながらリフレッシュ「人気のグルメ&体験スポット」6選
北海道には、深い歴史を持つスポットや伝統的な工芸品など知ればもっと楽しいものがたくさんあります。
今回は、札幌市からのアクセスがよい小樽・余市エリアで、歴史を感じるスポットを厳選! ドライブや北海道観光の参考にしてくださいね。
目次
1:なんと起源は続縄文時代!パワースポットともいわれる「フゴッペ洞窟」 / 余市町栄町
余市町栄町にある「フゴッペ洞窟」。そのはじまりはなんと続縄文時代とされており、非常に歴史の深い洞窟なんです。日本でもかなりのパワースポットといわれているんですよ!
「フゴッペ洞窟」は昭和25(1950)年に発見されたもの。およそ2000~1500年前(続縄文時代)のもので、土器などが発見されました。なかでも最大の発見は800以上の岩壁に刻まれた絵(刻画)が出てきたこと。洞窟遺跡は日本に690以上あるそうですが、岩壁に刻まれた絵がある遺跡は国内では「フゴッペ洞窟」と小樽市にある「手宮(てみや)洞窟」の2ヵ所しかないのだそう……!
「国指定史跡フゴッペ洞窟」という保存館では、太古に彫られた貴重な壁画を眺めることが可能。いざ目の前にするとなんだか不思議な感覚に包まれます。
【もっと詳しく】<施設情報>
■施設名:国指定史跡フゴッペ洞窟
■住所:北海道余市郡余市町栄町87
「国指定史跡フゴッペ洞窟」に関する詳しい情報はこちら
2:お酒好きが喜ぶ!絶品グルメまで揃う「ニッカウヰスキー 余市蒸留所」 / 余市町黒川町
余市町にある「ニッカウヰスキー 余市蒸留所」は日本のウイスキーづくりの原点ともいえる場所。
工場見学や、無料で開催される“蒸留所ガイドツアー”が人気を集めています。“蒸留所ガイドツアー”は所要時間が見学約40分+試飲・買い物などで約30分。9~12時、13~15時(30分毎)の完全予約制になっています。
こちらのツアーのうれしいところは、無料で「ニッカウヰスキー」の試飲を楽しめること! ウイスキーの制作秘話や製法を詳しく学んだあと、実際にその地で作られたウイスキーを味わえるのはとってもありがたいですよね。『シングルモルト余市』などのほか、未成年やドライバーの方、お酒が飲めない方にはソフトドリンクも用意されているので、家族みんなで訪れても楽しめますよ!
併設されるレストランではウイスキーを使った絶品グルメも提供中。ウイスキーの歴史を学びながら、ここだけのとっておきの体験をしてみてはいかがでしょうか?
【もっと詳しく】<施設情報>
■施設名:ニッカウヰスキー 余市蒸留所
■住所:北海道余市郡余市町黒川町7-6
「ニッカウヰスキー 余市蒸留所」に関する詳しい情報はこちら
3:歴史的建造物で味わうとっておきのおそば「小樽・蕎麦屋・藪半(やぶはん)」 / 小樽市稲穂
小樽駅から徒歩5分ほどの裏路地にある「小樽・蕎麦屋・藪半」。ニシン漁の網元・白鳥家の石蔵と、歴史的建造物「伍楽園(旧金澤友次郎邸)」、古い割烹料理の3つが融合した重厚な造りです。
お店のなかは落ち着いた重みのある雰囲気が特徴的。歴史を感じながら、ゆっくりと休める空間になっています。
そんな「小樽・蕎麦屋・藪半」で提供しているおそばは道産(蘭越町・北竜町)のそば粉を100パーセント使用した“地物粉麺”と、北海道産に外国のそば粉をブレンドした“並粉麺”の2種類! とくに“地物粉麺”はお店の看板メニューです。
おそば本来のうま味を楽しむのなら『せいろ』がおすすめですが、小樽ならではの『にしん蕎麦』も外せません。“にしん棒煮”がまるごと一匹別皿に盛られた「小樽・蕎麦屋・藪半」のおそばは、にしんそのもののうま味がつゆに溶け込んだ絶品。やわらかく、臭みのないにしんはとてもおいしく、あっさりと食べられますよ。
歴史のある建物のなかで味わう極上のおそばを、小樽で楽しんでみてくださいね。
【もっと詳しく】<施設情報>
■施設名:小樽・蕎麦屋・藪半(やぶはん)
■住所:北海道小樽市稲穂2丁目19番14号 静屋通り
「小樽・蕎麦屋・藪半(やぶはん)」に関する詳しい情報はこちら
4:ガラス体験もできる!小樽といえば「大正硝子館」 / 小樽市色内
小樽を代表する、伝統的な工芸品を長年にわたり制作・販売する「大正硝子館」。
ガラスの歴史は紀元前25世紀ころのメソポタミアに遡ります。紀元前1世紀にはすでに吹きガラスの製法は存在していたそうです。小樽でガラス工芸が発達した理由は、明治時代に漁業が栄え、浮き球や石油ランプに使われたためだといわれています。その後、漁業が衰退したことでガラス細工が始まりました。
「大正硝子館」は市内に15店舗(2022年6月現在)を構え、お店ごとにそれぞれが違うコンセプトのもと展開されています。小樽運河沿いにある「大正硝子館 本店」には美しい工芸品が並んでいます。インテリアからアクセサリーまで、小樽のレトロな雰囲気とマッチした素敵な作品を楽しめます。
“とんぼ玉製作体験”や“吹き硝子体験”もできます。もちろんお店に飾られているガラス製品も購入可能。キラキラとした空間のなかで癒されながら、小樽の歴史を感じることができる素敵なスポットです。
【もっと詳しく】<施設情報>
■施設名:大正硝子館 本店
■住所:北海道小樽市色内1-1-8
「大正硝子館 本店」に関する詳しい情報はこちら
5:小樽屈指の観光地!「小樽オルゴール堂」 / 小樽市住吉町
小樽市内に本館をはじめ5ヵ所(2022年6月現在)の関連店舗と構える「小樽オルゴール堂」。日本最大級のオルゴール専門店であり、市内5店舗がそれぞれに特徴を持っているお店なんです。
「小樽オルゴール堂 本館」は「オルゴール堂」のルーツとなる店舗。赤レンガ造りと石造りの2棟からなる本館は、大正4(1915)年に米穀商が本社屋として建てたものを再利用しています。内部は総ケヤキ造り、高さ9メートルの吹き抜けの大ホールには、オルゴールが展示販売されています。
館内には可愛らしい照明や展示が散りばめられており、ついつい写真を撮る手が止まらなくなってしまう……! ロマンチックなオルゴールの世界に引き込まれること間違いなしです。
「小樽オルゴール堂 本館」から徒歩1分の「小樽オルゴール堂 手作り体験 遊工房」では、オルゴール本体と小物を自由に組み合わせてオリジナルのオルゴールを作ることもできます。
【もっと詳しく】<施設情報>
■施設名:小樽オルゴール堂 本館
■住所:北海道小樽市住吉町4番1号
「小樽オルゴール堂 本館」に関する詳しい情報はこちら
6:北海道初のアイスクリーム店「アイスクリームパーラー美園」 / 小樽市稲穂
小樽駅から徒歩5分ほどのところにある「アイスクリームパーラー美園」は、北海道ではじめてアイスクリームを製造・販売した名喫茶。小樽が商業港として活気にあふれていた大正8(1919)年に創業し、2019年には100周年を迎えました。今もなお当時の製法を守り続け、どこか懐かしいアイスクリームを食べられる名店として市民に愛されています。
店内は、赤いじゅうたんが敷きつめられ、年代物のテーブルやイギリス製の椅子が。レトロな家具や置物が飾ってあり、まるで時が止まったようです。
「アイスクリームパーラー美園」の一番人気は『プリンパフェ』。数量限定で、販売している時間帯も決まってはいないので、事前に電話で確認する方法が確実です。
固めで弾力のあるプリンにスッキリ爽やかな「アイスクリームパーラー美園」のソフトクリームがたっぷりとつまっています。
【もっと詳しく】<施設情報>
■施設名:アイスクリームパーラー美園
■住所:北海道小樽市稲穂2丁目12-15
「アイスクリームパーラー美園」に関する詳しい情報はこちら
歴史ある観光スポットやおいしいものが揃う小樽・余市エリア。休みの日は少し足を伸ばして、ゆっくりと癒されつつ、北海道の歴史や魅力を発見する時間を設けてみてはいかがでしょうか。
【画像】大正硝子館
※こちらの記事は北海道Likersの過去掲載記事をもとに作成しています。メニューや営業時間はお店の公式SNS等でご確認ください。
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